家の鍵が見つからない

カギっ子だった

私の兄はカギっ子ではありませんでした。それは私と妹がまだ小さかったため、母が働きに出れなかったためです。 私が小学校の高学年、妹が小学校に行くようになってから、母が働きに行くようになったと記憶しています。 私が家のカギを持ち、妹と通学路を歩いて帰っていました。両親からは家の鍵は、絶対に失くすなと言われており、家の玄関ドアの鍵にキーホルダーを付けて、 家のカギを落としても、音が鳴るようにしていました。当時、小学生でカギっ子は少なかったので、カギっ子という言葉を聞いて、いい思いはしませんでした。 妹は女の子にしてはわんぱくだったため、よく喧嘩をしました。常に家のカギは私が持っていたため、妹は一人で帰りたくても、帰れない事情があったため、自由が利かなかった面もあります。 今では冗談で当時のことを妹と話すこともありますが、小学生ながら工夫して遊んだ思い出があります。妹は小学校低学年だったため、家の鍵を持たせてもらえなかったから私の友達とも遊ぶ機会がよくありました。 カギと聞いて、私も妹も小学生当時のことが蘇り、テレビゲームが流行っていた時代に外で遊んだ記憶が思い出になっています。話を高校生の時にカギを失くした話に戻します。