鍵を落とした？
家に帰り、自宅玄関の前まで来て、いつものようにカギを開けようと学生服のズボンのポケットから家のカギを取り出そうとしましたが、鍵がありません。 カバンの中を探してみましたが、カギはありません。どこでカギを落としたのか、全く検討がつきません。当時、両親は共働きしていたため、 両親の帰りは遅くなることが多く、大学生の兄は軽音楽部のサークルに入っており、中学生の妹はテニス部の練習が遅くまであり、 兄、妹ともにその日によって帰りの時間が違うため、家族の帰りが何時になるかはわかりませんでした。しかし、家の鍵が見つからないことにはどうしようもないため、 家族の帰りを待つことにしました。こういう日に限って、家族の帰りが遅くなったことを鮮明に覚えています。当時は携帯電話もそれほど普及していなかった時代ですから、 連絡の手段もなく、ただ家族の帰りを待つしかありません。家のカギを失くしたことは今回が初めてではなく、何度かありました。 小学生の時、家の鍵を紛失してしまい、母親に怒られた記憶があります。数年前に他界した母親は働き者で三人の子供の子育てをしながら働きに行ってましたので、 私は小学生の時からいわゆるカギっ子でした。小学生の時は妹と一緒に家に帰ることも多かったと記憶しています。