家の鍵が見つからない

家の鍵が見つからない

家の玄関ドアの鍵を失くした時の話です。あれは私が高校生の時でした。朝から雨が激しく降ったり、止んだりしている日だったことを覚えています。 いつものように朝、学校へ自転車と電車を乗り継いで学校へ行きました。私は高校時代、陸上部に所属していて、毎日朝練がありました。 私が通っていた学校はスポーツの部活に力を入れている学校だったため、朝練をしているクラブが多く、朝から活気がある学校でした。 いつものように家の鍵は学生服のズボンの右ポケットに入れて登校し、教室にカバンを置き、制服からジャージに着替えてから、陸上部の朝練に参加しました。 この時、家の鍵は教室に置いたままの状態です。教室は鍵をしているわけではなく、クラスの人が出入りできるような状態です。 お金が入った財布やカギなどの貴重品は自分で管理することになっていた高校でしたので、いつもと変わりないことです。 今思えば、家の玄関ドアのカギを自分で保管しておけば、良かったです。そうすれば、家の玄関扉の鍵をどこかに紛失することもなかったかもしれませんから。 当時は学校の門扉もカギがかかっておらず、外部の人が学校の敷地内に入り、教室に忍び込むことも可能でしたので、セキュリティ面に問題があったと言えます。